ヴァカンスに、マルタに行ってまいりました。水がちょっと冷たくて、浜辺のヴァカンスとしてはちょっと早すぎたかもしれない。
ヴァレッタからバスで約一時間離れた小さな街、メリーハという湾に面するアパートに滞在。意外だったのは、食材があんまり手に入らなかったこと。肉も野菜もヴァラエティーが少なかった。島だから魚とかも容易に手に入るのか、と思っていたけど、それもそうではなかった。魚はガイド本にも書いてあったけど、そこまで少ないとは思っていなかった。
でも、レストランで食べたウサギ料理はおいしかった。ワインも、おいしかった。
海は、とっても綺麗だった。少し水が冷たかったけど、透明度はかなり高い。想定外のクラゲ出現には驚いた。
というわけで、マルタで飲んだワインの紹介をしていきます。
マルタで最初に飲んだワインは、Medina。Medinaという銘柄は一本5,5ユーロとお手ごろ価格で、シャルドネ、ソービニヨン・ブランなど、5種類のラインナップがある。僕が飲んだのはMedinaのシャルドネとギルゲンティーナを混ぜたワイン。
ぶどう種 : シャルドネ・ギルゲンティーナ
産地 : マルタ
特徴 : シャルドネらしいシャルドネ
購入先 : マルタのスーパー
値段 : 5.5ユーロ
日本での購入可否 : ○
飲んで、すぐにシャルドネらしい味だな、と思わせるぐらいシャルドネの味が強い。一方でギルゲンティーナという葡萄はマルタ固有の葡萄だそう。酸味が強く、かつ甘い、フルーティーな感じ。シャルドネ好きにはたまらないかも。
ワイナリーさんの紹介を。やっぱり、ワインはワインメーカーの顔やポリシーが見えると、ワインを知る面白さも倍増する。
このワインはマルタ産で、家族経営のワイナリーで造られている。家族の名字はデリカータさん。名字からしておいしそうな名前。初代ワインメーカーのデリカータさんのワインは、最初は家族や友人など、知り合いの間でのみ飲まれていた。しかし噂が噂を呼び、次第に人気を博してゆく。父の急死によりその跡を継いだデリカータさんの元でせいぞうほう近代化し、急速な成長を遂げた。
マルタやゴゾの様々な地域のどこが葡萄栽培に適しているか試行錯誤を繰り返し、その結果、選定された地域で収穫された最高の葡萄を使用してワインが造られている。
だってさ!とっても魅力的!!!
マルタは岩盤でできている島なので、囲い込まれた傾斜地(バスで景色を眺めていると、そういう場所はたくさんあった)も多く、結構ワインづくりには適している土地なのかもしれない。
マルタ固有のぶどう、ギルゲンティーナのみのワインを試してこなかったことが悔やまれる、また次回だな。
値段もお手頃、マルタでの入手も容易(スーパーに絶対売っている)。是非試して欲しいワイン。日本でも購入可能。
というわけで、総合評価
★★★
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