ベルリンとポツダムのほぼ中間地点に、かつてナチスによって田園都市として計画されたジードルングがあり、その再開発計画のコンペに、現在携わっている。
先日、所長から延々と周辺の状況や、幾つかのアイデアの説明を受け、とりあえず二つのアイデアに基づいて、建物の配置図を描くことになった。
既存の建物は戸建を主体として敷地の中に、幾つかの街路に沿って分散配置されている。
そして、コンペの大賞となっている敷地の隣には大規模な集合住宅群を主体として新しい街が建設される予定になっている。
一つのテーマとしては、この隣り合った大規模新市街とかつての田園都市をいかに繋ぎ合わせるような新しい提案をできるか。
そしてもう一つのテーマは、敷地周辺にある自然といかに接続していくか。
その二つの大きなテーマに、交通やら、日照やら、様々な要素が検討され重ね合わされて行く。
とりあえず、12メートル幅の住棟を所長のコンセプトに沿って配置してはみた。月曜日には、どちらの案がいいのか、意見を求められるだろう。さて、どうしたものか。
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