2012年4月8日日曜日

復活祭の日曜日

今日は、家族総出でサーカスを見てきました。
サーカスは本当に観客を巻き込む劇場で、ピエロが近づいてきたときには、息子はビビッてママのほうに避難していました。
定番の空中ブランコとか、すげーったらありゃしないのねん。空中ブランコの後にあった、男女のロマンチックなこれまた空中ブランコのショーでは、落下防止用のネットがなかったので、それが気になって気になって、落ちたらどうするんだろう、と思って、演技に集中できなかった。
家族のお気に入りは、カナダからゲスト出演していた、輪の中に人間が入ってぐるんぐるん回る演目と(これではなんのことなのか、さっぱりわからないですよね)、トランポリン。トランポリンは、中央に建物のようなものを建てて、その両側にあるトランポリンを使って、総勢8人ぐらいの若者たちがぽんぽんはねるんだけど、スタイリッシュだし、テンポはいいし、その技にも魅了された。息子は、帰ってきたらベッドの上ではね続けていました。
でも、一番楽しんでいたのは、我が嫁。すっかりノリノリで拍手を送り、ピエロの投げてきた大きなバルーンを立ち上がってはじき返し、とすっかり楽しんでいました。かわいいなぁ。

一番ガッカリしたのは、ライオンのショー。一番のメインのはずが、調教師がライオンと戯れるだけで終わり。なんかさせろよ、ライオンに。。。。

家に帰ってきて、今日はサーカスを見てきたので、息子にスターウォーズは見せるまい、と決心していたのですが、案の定、スターウォーズが見たいと主張しだす息子。
今、ドイツの子供たちの間ではスターウォーズが大人気らしく、その例に漏れず、我が息子も、一度も見たことのないスターウォーズの登場人物、アーナキンとかダースベイダーとか言い出す始末。いや、実は、息子が物心つかないまだ一歳にもならないときに、息子の記念のテレビ視聴第一作として、スターウォーズを見せたことがあるんですけどね。。。それを嫁に話したら、叱責されたことがあるのでそれ以来、見せてなかったんですけどね。
昨日、ついにスターウォーズ解禁となったわけです。
心配していたとおり、ストーリーを理解するはずもなく、印象に残っているのは、ライトセーバーと戦いのシーンばかり。今日は朝から、色紙でライトセーバーを自作し、パパ、戦いの練習しよ、ときたもんだ。こりゃいかんわ。。。なんとかごまかしてみせんとこ、と考えたのでした。そういえば、Villa Stuckの館長も、館長の息子には見せていないけど、登場人物の名前とか、何をしたとかすごい知っているから、笑える、っていう話してたなぁ。

で、夕飯どきにスターウォーズを連呼してすねだす息子。仕方ないので、ある条件を出した。なぜ、スターウォーズは面白いのか、手短に説明せよ。パパを納得させられたら、見せてやる。
結局、何にも出てきませんでした。アナキンが、、、、、とかボソっといって、説明に窮する息子。そこで助け舟を出す。
人類は平和を求めているけど、平和を手に入れるためには時には戦わなければいけない、とか。
映画の中には色んな星や、宇宙人が出てきて、色んなコミュニケーションが生まれている。そして色んな文化がぶつかり合っている。それを見るのが面白い、とか。
監督のジョージルーカスは、非常に良く(?)日本の文化を研究し、それを映画の中に取り込んでいる、例えば、、アミダラ姫の衣装とか、ジェダイの騎士の刀は侍を意識している、とか。
あ、ちなみに、歌舞伎ではあの化粧は赤は正義、茶色は物の怪、青は悪者という色分けらしいですが、スターウォーズでは、例えば、ダース・モールの顔の色は赤、ライトセーバも赤、一方、クワイガンのライトセーバの色は緑、オビワンは、青だからちょっとおかしな気がするんですが。。今、確認してみたら、アナキンのライトセーバーの色は青いのに、ダースベーダになったら赤くなるんですね。
そしてポカーン、とする息子。難しい過ぎるから、繰り返すだけでいいんだよ、といっても、ジョージルーカス、、、、とまで言って、そこからは何もいえない息子。
結局、寝る時間が来たらすっぱりとテレビを消すということで、ママの承諾をもらい、ちょっとだけ見ることが出来ました。
僕も、昔はほぼチンプンカンプンだったドイツ語も、ほぼ理解できるようになっており、息子に解説を加えます。ナブーの女王のアミダラは、ハンデルフェデレーションに武力で制圧されようとしているナブーをジェダイの騎士の助けで抜け出す。その前には、ジャージャービンと知り合い、両生類の仲間である彼ら一族の住む池の都市へ案内され、地球のコアを通って、ナブーへとたどり着き、王女を助け出す、そして脱出のときに敵の攻撃で破壊された船を直すために、ならず者の住むタトゥーインへ立ち寄り、そこで子供のアナキンと出会う、そこから、ジェダイの騎士の本部のあるコレッサントへと向かう、あれは、クワイガン、R2D2,オビワン、ジャバザハット、パルパティーン、などなど。
さて、どこまで理解できたか。あと何年かたって、息子が小学校へ上がる頃には、色々とスターウォーズについて話せるときが来るんでしょうね。そのときには、僕が足元にも及ばないようなスターウォーズの知識を集めているんだろうなぁ。

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