2016年2月10日水曜日

ファシングのコスチューム

昨日、火曜日は、キリスト教のファーシングというカーニバル。カーニバルは、どうやら先週の水曜日から始まっているらしく、この期間中は街中、妙な仮装をした人々でにぎわいます。
頭を打ち抜かれたペインティングを施した人、次男の通う幼稚園の先生はシンデレラ(若くてどちらかというと可愛らしい先生だけど、何故か微妙にイラっとした)、事務所の所長と同僚はエイリアンと、それぞれが創意工夫をこらし、仮装して街に繰り出します。

さて、長男は、学校でファーシングのパーティーがあるのだけれど、昨年から、武士の鎧を纏って出陣していきます。この鎧、自分が段ボールで作成するんだけど、昨年は伊達政宗、黒装束です。これが意外にうまくでき、評判を呼びました。みんなが兜をかぶりたがって、そのかわりにお菓子をくれるんだそう。自分は、これを機に歴史に興味を持たせようという下心があるのですが、ね。
そんなわけで、今年も兜の作成に挑みました。さて、誰の鎧をつくろうか、一番最初にこの点で頭を悩ませます。赤備えにしようとは思っていたので、井伊直政か、真田幸村か、どちらかに候補を絞りました。結局、NHKで真田丸がスタートした好機を捉え、六文銭きらめく(?)真田の赤備えに決定。
しかし、作成は二週間ほど前から早めに着手したにもかかわらず、最初はああでもない、こうでもないと逡巡することが多く、なかなか先に進みません。そんなわけで、学校でのパーティーがある金曜日の前日、木曜の夜はほぼ徹夜となり、睡眠時間2時間程度で出勤し、過酷な1日となってしまったのでした。そして、最後は、もちろん時間がないので、かなりやっつけ仕事となるのは毎年のこと。

しかし。

今年の兜のクオリティーは、
メチャ
クチャ
高い!

角の塗装も中途半端で下地の新聞記事を読む事さえできてしまいそうなほどやっつけなのに、ほれぼれするほどのかっこよさ。
写真には写っていないけれど、マスクも作ってあり、我が家の神棚(?)に飾ってあるのですが、ほれぼれするほどのかっこよさ(繰り返してしまうけれど)!!
とくに、吹き返しの曲線とつばの曲線は自分でもヤバ過ぎるくらいうまくできましたよ。

とういうわけで、ご覧あれ。
バイエルンの地を、真田の赤備えが闊歩しましたよ。


ところで、昨日は、バイエルン近郊、ローゼンハイム近くで、単線上で二台の列車が正面衝突し、大破するという考えられないような事故が発生しました。現在、死者10人。かつての隣人が定年退職して移り住んだ場所にも近いということもあり、念のため、何事もなかったか、電話で確認。みんなの無事を確認して、一安心。
でも、こわいっすよ、実は、昨年の夏、家族が日本に一時帰国した折に、空港まで送って行き、ついでだからと孤独なハイキングをしにいった駅から、二三駅の場所、距離にして10キロもないようなところでのこの事故。このハイテクの時代に、こんなことが起こっていいのか、って感じ。現在、事故原因は人為的過失ではないか、と言われていますが、気味悪いっす。

最近、うちの近くの路面電車も、事故かなにかでよく止まる。みんなカーニバルで浮かれすぎなんじゃないの???

そういや、空手の稽古に出かけて行ったら、先生も、仲間も、誰一人として来ていなかった。ちょっと予想していたけど、ね。。。でも、広い稽古場を独り占めして、練習したい動きを繰り返し確認できたから、それはそれでとてもよかった。
現在、平安三段と四段を中心に稽古中。

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