Schlachtviertelのはずれ、BaldePlatzにあるカフェ、Zooziesに、ケーキを食べに行ってきました。嫁が、先日、久しぶりにここを訪れ、ケーキがカフェ・ブラウンズ系列のものと同じであることを突き止めたからです。
http://www.zooziez.de/
長男が誕生日会に呼ばれていることも手伝って、次男をうまいこと寝かしつけながらの、久しぶりのデートとなりました。
しかーし。
なんと、到着早々、深刻な事態が発生。
な・ん・と。。。
ケーキ、売り切れ。。。ケーキ完売です。
しばらく途方にくれた私たちは、コーヒーにハンバーガーは合うかどうか、時刻は4時過ぎだったので、晩飯もカフェで食べるかどうか、しばらく相談をし、とりあえずコーヒーだけ頼むことにしました。
しかし、コーヒーを飲みだしたら、やはりケーキが欲しい。そこで、自分は、本当にケーキのケの字もないのかどうか、自分のこの目で確かめてこようと、カウンターへ確認しにいったのでした。そしたら、アプリコットのブレッヒクーヘン(四角く焼いたものを、小さく切って小売する、ちょっとクオリティーの下がるケーキ)が唯一残っているのを発見、早速注文したのでした。しかし、これが間違いの始まり。
まずい!ひっじょーにマズイ!妻の友人が作った、素人ケーキのほうがうまいぐらいのマズサ!これはどうしたものかと非常にショックを受けたのでした。
ところが、しばらくそのマズサに唖然としている私たちの横を、丸型のケーキをお盆に載せて通り過ぎていくウェイターの姿が、突然目に飛び込んできたのでした。
あ、ケーキ!思わず絶叫する私に振り向いて、ニヤっとするホールの主任らしきあんちゃんが、お、注文するのかい?といったような不敵な笑みでしばらくポージングしたあと、角を曲がって見えなくなりました。
早速ウェイトレスのおねえさんを呼んで、アプリコット・アーモンドケーキであることを確認して、コーヒーとともに追加注文しました。妻も瞳を輝かせて言います、ブラウンズ系のアプリコット・アーモンドケーキは、食べたことあるけど、結構美味しかったよ!と。(しかし、このブツを目視したのはあくまでも自分であって、プロである妻ではないことがポイントです。)そして、期待の物が運ばれてきたのですが。。。それを見た妻が即座にボソっとつぶやきました。
あれ、これ、ブラウンズのケーキと違う。。。。。
そして、冷凍していたものを解凍したことをうかがわせる、冷たさをもったその物体は、、案の定、期待していたものとは異なる、ひっじょーうにマズイものでした。
もはや、愕然を通り越し、諦めの境地に達していた私たちは、次男の目が覚めたこともあり、しばらくまったりとした後、Zooziesを後にしたのでした。
教訓。週末の混んでいるZooziesでは、ケーキを注文してはいけない。
ああ、ウィーンのカフェ、Oberlaaのケーキは本当においしかったなぁ。そんなことを思い出させる週末の出来事でした。
http://www.oberlaa-wien.at/patisserie.html
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